AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。
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Q:私の祖母は料理やお菓子作りが好きで、物心ついた頃から一緒に作ってきました。高校生の時にパティシエールになると決意し、製菓専門学校を卒業後、パティスリーに就職しました。30歳になる頃には自分の店がほしいと思い、計画を立て始めました。経営や運営のことも勉強して、祖母が元気なうちにお店を立ち上げて、ありがとうと言いたいです。(女性/パティシエール/25歳/おうし座)
A:素敵なお手紙をありがとうございます。自分の好きなことを仕事として伝えていったりお客様に届けていったり、責任を持ってそういうことをやるのは、大変なこともあるだろうけど、すごく素敵なことだなと改めて確認しました。
最近よく見ているYouTubeがあるんですが、繁盛店を密着取材するチャンネルなんです。人気のラーメン屋が黙々と朝4時からチャーシューの仕込みをしたり、うどん屋だったら早朝から出汁を作って、天ぷらを揚げて、うどんの生地を機械の中に入れて伸ばしたりとか。
それを見ていると、なんだか神事を見ているような清々しさがあるんですよね。ある儀式に従事して、開店時間が来たらお客様がきて、注文を取って出す。繁盛店にはやっぱり共通点があって、清潔感と、作っている人たちの雑念のなさみたいなものを感じます。捧げているっていうのかな。特殊な雰囲気ですごく癒やされます。
何が言いたいかというと、ものづくりや商売のヒントは、自分と全然関係ない職種の人たちからもらえることが多々ある、ということです。
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からの記事と詳細 ( ものづくりには正解がないからこそ、意外なヒントは他ジャンルに しいたけ.さんがアドバイス - アエラドット 朝日新聞出版 )
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