漫画家のサダタロー氏が、シェアしたくなる話題を漫画で紹介する連載「サダタローの『シェアさせていただきます』」。
「ポケットモンスター ソード・シールド」や「DEATH STRANDING」などゲームのビッグタイトルが発売された2019年秋ですが、そんな中でも異彩を放ち、注目を集めているのがNintendo Switch向けソフト「リングフィットアドベンチャー」。
専用の「リングコン」というエクササイズ用コントローラーと太ももにジョイコンを装着する「レッグバンド」を用い、テレビの前で運動しながらストーリーを進めていくゲームです。テレビCMなどでは軽快に運動しているように見えますが、いざやってみると意外に運動の負荷が高く、かつゲームも面白いとネット上では話題になっています。
そんなリングフィットアドベンチャーを、ゲーム好きで運動不足のサダタロー氏にやらせてみるとどうなるのか? 今回はそんなレビュー漫画をお送りします。
著者紹介:サダタロー
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、2巻)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
連載:サダタローの「シェアさせていただきます」
漫画家のサダタロー氏が、ITmedia担当Kと思わずシェアしたくなる話題のおもしろスポットやコンテンツを体験し、その様子を漫画で紹介していく。皆さんのシェアがサダタロー氏の原動力となる。
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リングフィットアドベンチャーの売れ行きは任天堂にとっても予想外のようで、11月末には同社から品薄に関するおわびも発表されていました。サダタロー氏も、量販店をいくつか回らないと在庫を見つけられませんでした。
何とか購入し、運動を始めたサダタロー氏。見た目に反してキツい運動に、筋肉と脂肪がプルプル。しかしレベルアップや新スキル取得といった「ゲームを続けたくなる要素」がゲーム内に散りばめられており、適度に休憩も挟んでくれるため、運動不足のサダタロー氏でも1週間続けることができました。
編集担当も自宅でリングフィットアドベンチャーをプレイしていますが、筋肉痛や疲れなどで「運動したくない気持ち」が大きくなってきたころに新スキルが取得できたりして、うまくモチベーションを維持できる仕組みになっていると感じています。
また、ゲームのUIやグラフィックスについてはSwitch向けソフト「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(BoTW)と似ていると感じる点も。フォントがとても似ていますし、グラフィックスのテイストも何となくBoTWをほうふつとさせます。
特に任天堂は明言していませんが、おそらくはBoTWの開発陣の一部がリングフィットアドベンチャーにも関わっているのではないでしょうか。プレイヤーの一部からは、「リングコンでBoTWの世界を走ったり遊んだりできたら楽しそう」なんて声も聞こえてきています。
「ゲームで運動」というコンセプトのゲームは「Wii Fit」などこれまでもありましたが、リングフィットアドベンチャーは「運動のゲーミフィケーション」という観点でも、ゲームとしての出来でも、かなり高い水準にあるといえそうです。
リングフィットアドベンチャーで痩せられましたか?
体重全然変わらん。
続けることが大事ですね。
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