岡山の架空の村を舞台にしたファンタジー漫画「ぬばたまおろち、しらたまおろち」が刊行された。原作の同名小説を手掛けたのは、岡山市北区の作家白鷺(しらさぎ)あおい(本名・山吹明日香)さん(52)。「漫画で物語の世界がクリアになった場面もある。作品に触れる人が増えてくれれば」と喜んでいる。
白鷺さんは大安寺高から筑波大に進み、学生時代には児童文学研究会に所属。卒業後は岡山市内の予備校に勤務していたが、2015年の退職を機に小説を書き始めた。
「ぬばたま―」は、17年に新人文学賞「創元ファンタジイ新人賞」(東京創元社主催)の優秀賞を獲得し、同社から刊行したデビュー作。妖怪伝承の息づく県北の村で暮らす女子中学生が、とある事件をきっかけに全寮制の魔女学校に入学。そこで出会った雪女、のっぺらぼうらと繰り広げる奇譚(きたん)あり恋愛ありの学園ドラマだ。
「魔女学校はみんなが一つの目標に向かって頑張るところが予備校に通じる。自然豊かな県北の風景と重ねてイメージを広げた」と白鷺さん。日常と非日常が入り交じる設定、テンポの良い文章が大人も楽しめるファンタジーとして受け、シリーズ3冊が出ている。
漫画は田中清久さんの作画で、昨年6月から漫画専門出版社・マッグガーデン(東京)の配信サイト「マグコミ」で連載中。単行本1巻は主人公が魔女学校に入学するまでを描いている。白鷺さんは「目指したのは読者が元気になれる作品。ファンタジーファン以外にも楽しんでもらいたい」と話している。
小説本(1100円)、漫画本(682円)ともに書店やインターネット通販で入手できる。
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