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Tuesday, February 4, 2020

漫画『三丁目の夕日』連載45年で1000回到達 昭和30年代の日本の暮らし描く:紀伊民報AGARA - 紀伊民報

 昭和30年代の日本の暮らしなどを描いた漫画『三丁目の夕日』(作:西岸良平)が、5日発売の『ビッグコミックオリジナル』(小学館)4号で連載1000回目を迎えた。1974年9月より連載がスタートして45年余りで大台に突入。同誌では『釣りバカ日誌』『黄昏流星群』など長期連載作品が掲載されているが、連載1000回に到達したのはジョージ秋山氏の『浮浪雲(はぐれぐも)』と『三丁目の夕日』2作だけで、4日行われた会見で担当編集者は「昭和~平成~令和と、時代が移り変わっても、西岸良平は、懐かしい“あの時代”を描き続けます」と読者へ感謝の気持ちを伝えた。

【画像】読者へ連載1000回の感謝を伝えたカラーページ

 同作は昭和30年代を舞台に人々の暮らしを描いた作品で、心和むエピソードや胸締め付けられるせつない話、お化けや宇宙人が登場するSFなどの物語を1話完結、毎回12ページ程度で描かれている。記念すべき連載1000回目は巻頭カラーで、時は昭和39年、物語の舞台である夕日町三丁目に住んでいる猫たちが、運動会ならぬ“夕日町ネコリンピック”を行うストーリーが展開されている。

 同誌が創刊されたのは1974年2月(昭和49年)で、その約半年後の9月より連載がスタートし、コミックスは現在67巻まで発売。テレビアニメ化(90年)のほか、吉岡秀隆主演で実写化された『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)は大ヒットを記録し、その後07年、12年に続編が公開された。

 同編集部の編集長代理・石原隆氏は連載時について「昭和30年代を舞台にした『三丁目の夕日』が始まった時は昭和49年。10年前の作品を描いた作品でしたが『懐かしい』などの声が連載時にあがっており、日本の高度経済成長期を描いて、いかに日本が変わったのかわかる作品でした」と説明。

 コミックス企画室の薗田編集長は担当編集時代を振り返り「意外と締め切りギリギリの方で住んでいる場所も遠く打ち合わせが大変なことから、担当編集は1~2年で変わるところ、映画化の時に関わっていたので歴代最長の8年ほど担当していました。人に会うのが苦手な方なのですが、担当者には心を開いて話す方」と作者の人物像を明かした。

 また、今回の連載1000回を記念して、作中にも登場する1964年当時の旧国立競技場を再現したペーパークラフトを付録に。今回の付録制作は、今年、東京オリンピックが開催されることから実現したもので、国立競技場を管理する財団法人日本スポーツ振興センター協力のもと、聖火台や電光掲示板、照明塔の数まで忠実に再現している。

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February 04, 2020 at 10:00PM
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