今キャンプ初めて取材対応、オフ期間中に実戦練習「ブルペンも例年より早く入ったし、打撃もライブBPをやってきた」
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、米アリゾナ州テンピで今キャンプ初めてのブルペン投球を行った。新加入の日系3世カート・スズキ捕手を相手に27球。最速90マイル(約145キロ)を記録した。練習後に今キャンプ初めて報道陣の取材に対応し、「投げ心地は上がってきている。患部の馴染みもいいですし、投球モーションも去年より良いものがある。(投打)どちらも今のところはいいかなと思っています」と今季中の二刀流復活へ手応えを語った。【小谷真弥】
昨季序盤で右前腕を故障して昨季は2登板にとどまった。シーズン後に投手のリハビリを開始。オフは早いペースで調整してきた。「ブルペンも例年より早く入っていたし、打撃もライブBP(実戦練習)をやってきた。あまりキャンプ前にやったりしないんですけど、そういう練習も多かった」と明かした。2019年9月に左膝を手術。昨季中はトレーニングを積めずに体重減に悩まされていたという。「体重の維持が難しかった。しんどかったかなと思いますね。ずっと練習していたので、振っている感じもすごくいい。体重も18、19年に戻ってきている」。現在の体重102キロ。二刀流復活へ戦闘体は戻っている。
1年目の2018年は二刀流旋風を巻き起こして新人王を受賞したものの、ここ数年は故障に悩まされている。二刀流を続ける重圧、自信については「1年目もどこまでできるか分からなかった。プレッシャーはなく、楽しみの方が大きかった。結果は付いてくるものしかない。頑張る以外どうしようも出来ない。その頑張りで『使いたい』と思ってもらえるように1年1年やるしかない」と意気込みを示した。マドン監督も二刀流継続へ意欲を見せている。「コミュニケーションを取って、よりいいものに出来たらなと思っています。実戦で磨くしかないので。どんどん磨かれていければいいのかなと思いますね」と語った。
スプリングトレーニング前には球団と年俸調停を回避して2年850万ドル(約8億9250万円)で合意。「金額がどうのこうの言うよりは、しっかり1年1年だと思うので。まずは今年しっかりやりたいですし、その中でいい話し合いが出来たかなと思うので。あとは本当に野球を頑張るだけだと思います」。心身ともに充実のスタートを切ったと言って良さそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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