14日に東京・両国国技館で防衛戦(日刊スポーツ新聞社後援)を控えるボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が13日、横浜市内で臨んだ前日計量をクリアした。

挑戦者となるIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)ととも計量会場に姿をみせ、井上はリミット53・5キロでパス。一方のディパエンも53・3キロでパスした。計量後、15秒ほどのフェースオフ(にらみ合い)を終え、最後に握手を交わした。

井上にとって19年11月、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ同級決勝となるノニト・ドネア戦以来約2年1カ月ぶりとなる国内世界戦。今年6月の米ラスベガスで臨んだマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦以来、約6カ月ぶりのリングとなる。

なお試合はひかりTV、ABEMAでPPV生配信される。