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Saturday, December 10, 2022

人生100年クラブ:不便・悩みがヒント、発明はいかが? 「誰かの役に」張り合い - 毎日新聞

 <くらしナビ ライフスタイル>

 特別な知識や技術を持ち合わせていなくても、すぐに始められるのが「発明」だ。日ごろの生活で感じる不便なこと、困りごとを解消するためにしている工夫がその第一歩となる。自分のために作った道具が売り物になり、やがて大ヒットすることもある。

 ●こんなに売れるとは

 東京都町田市の佐藤美恵子さん(89)は、商品化した発明品が人気を呼び「死んでる暇もない」と笑う。11年前に初めて作った「ペットボトル開けるくん」は今も全国の生協に並び、年間3万~4万個を売り上げる。ペットボトルのふたにかぶせ、小さな力でも開けられるようにする道具だ。輪ゴムの材料になるゴムチューブを長さ4センチに切って染色し、穴を開けてひもを通す手作りだ。1個400円で販売している。

 開発したきっかけは、ペットボトルのふたが開けづらくなり力の衰えを感じたことだ。思い立って作った、平たいゴムを輪状に巻いた試作品は滑り止めとなり、さほど力を入れなくてもふたが開いた。

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