Pages

Tuesday, May 2, 2023

【井上孝司の「鉄道旅行のヒント」】繁忙期の混雑を避けるには ... - トラベル Watch

北海道新幹線の開業初日。上り初列車の乗車取材を終えて東京駅に着いたら、ホーム上は大変なことになっていた

 JR東海は新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われたあとで、「ずらし旅」というキャンペーンを始めた。「多くの人が集まる場所やタイミングから“ずらした”旅を」をという提案だ。実は、オーバーツーリズムの問題もあり、新型コロナ以前から分散化の取り組みがあったのだそうだ。

何かをずらせば、混雑を少しは避けられるかも?

 新型コロナに関係なく一般論として、人が集まりそうな場所やタイミングを避ける、つまり“ずらす”ことで、混雑回避につながるとの期待が持てる。盆暮れ正月・ゴールデンウィークのような繁忙期には、混雑回避は無視できない課題だ。

 だからといって、行きたくもないところを行先に設定するのはナンセンス。しかし、繁忙期に旅行しようとすると混雑に見舞われる三大要素、すなわち「行先」「往復の足」「泊まる場所」のうち、例え一部だけでもピークを外す工夫ができそうならば、試してみる価値はあるのではないか。

 個人的な話になるが、鉄道がらみでは路線でも列車でも、「開業初日や、運行の初日・最終日は避ける」を個人的な原則としている。もちろん、人が集まりやすいタイミングを外す工夫だ。仕事で取材に行くのであれば話は違うが。

 といっても例外もあり、先日に北海道で183系気動車のラストランがあったときには、人が集まりそうなのを承知で出掛けた。通常と同じ編成なら見送るつもりだったが、「間にグリーン車を3両挟んだスペシャル組成」に釣られた。

 ただし、撮影場所については考えた。多くの人が集まりそうな場所に行けば、大変なことになるのは間違いなさそうだったからだ。そこで、あまり知られていない、かつ自分の好みに合いそうな場所を選んで陣取った。それでも、最終的に5~6人ぐらい集まったのだからビックリしたが。

 筆者のような自営業なら日程設定の自由度が高い(こともある)が、会社や学校の関係があれば、そうもいかない。また、何かのイベントが目的ならば、日付は動かせない。だから日付は、「ずらせるならそれに越したことはない」ぐらいの位置付けか。

何をどうずらすか

 まず「行先」。「混みそうな場所を避けて、繁忙期こそ、普段は見落としたりあと回しにしたりしてしまう場所に」とするか、さもなくば時間帯をずらす工夫をしてみるという話になるだろうか。あまり一般的な目的地ではないが、海上自衛隊の一般公開イベントで、朝一番を外して少し遅めに行ったところ、入門待ちの行列が短くなっていたことがある。

いつぞやの、米海軍厚木航空施設の一般公開における待ち行列。今年はさらにすさまじい行列ができたと聞いて震え上がった

「往復の足」はどうか。一般的には、「朝に出発して、日中に観光したり遊んだりして、夕方に投宿。最終日は夕方か夜に帰ってくる」が基本パターン。それなら、出発時刻や帰着時刻を繰り上げたり繰り下げたりすることで、多少は混雑度が下がるかもしれない。よくよく考えたら、通勤時間帯に「ピークシフト」がいわれるのと同じだ。

 といったところで思い出したのが、クルマで日帰りスキーに行く場面。早起きして出掛けて、朝一番から午前中だけ滑って、昼には離脱して帰途につく。こうすると帰りの時間が早まるので、相応に渋滞を避けられたことが多い。

夕方から夜にかけての時間帯に東京都内に向かう高速道路に乗れば、渋滞にはまるのは当たり前である

 また、現地での移動も、ポピュラーな手段を外した選択肢があれば検討に値する。繁忙期に京都市内に行くとバスの混雑が大変なことになるらしいが、「それではバス以外の選択肢はないか?」と。そういう類の話だ。

 では「泊まる場所」はどうか。何かのイベントがある場所、あるいは有名観光地の近隣なら、繁忙期に宿泊施設の予約を取れなかったり、予約できても混雑したりするのは当然だ。では、少し外れた場所ならなんとかならないか。

 といって、京都で取材の仕事があったときに、京都市内だけでなく、近隣の大津まで検索の網を拡げたことがある。また、オーストラリアのアヴァロン・エアショーに行ったときには、会場最寄りのジーロングではリーズナブルに泊まれる場所が見つからず、アヴァロンとメルボルンの中間、ウェロビーに宿を見つけた。クルマで移動していたがゆえの自由度の高さだが。

交通機関は人気が出やすい列車や路線を避けてみる

「往復の足」について、もう少し話を続けてみる。

 新幹線では「のぞみ」や「はやぶさ」みたいな速達列車に人が集まりがちだから、それを避ける手が考えられる。ことに東海道新幹線では、「こだま」の本数がそれなりにあるし、やたらと待避する割には速い。待避が少ない早朝・深夜の「こだま」なら、さらに速い。

多くの人がお出かけする繁忙期になれば、早く着く「のぞみ」の混雑が激化するのは当然のこと。そこであえて「こだま」にずらしてみては?
「こだま」が頻繁に待避するのは事実だが、そのわりには速い。日中、東京~新大阪間の全駅に停車して待避を繰り返しても、所要時間は4時間を切る。「のぞみ」との1時間半の差をどう見るか

 そして、各駅に停車する列車なら長距離の利用者は少なくなるだろう。それはすなわち、入れ替わりが多いということだ。すると、乗車の時点で混んでいても、途中で空席ができる可能性が上がるかもしれない。

 ゴールデンウィークの特徴として、「青春18きっぷ」設定の有無がある。春休み・夏休み・冬休みは設定があるが、ゴールデンウィークにはない。これは、主要幹線の普通列車における旅客流動に、多少は影響するかもしれない。

 飛行機は、鉄道と比べると運賃がダイナミックに変動する。もちろん、競合がない路線や、需要が多い路線・期間の運賃は跳ね上がるのが通例だ。ところが同じ時期の同じ方面であっても、路線によって意外と価格差が生じることがある。

 すると、目的地ないしはその近隣に直行する路線ではなく、少し離れた別の場所に向かう路線でもっと安い、あるいは空いている便がないか、とあたってみる価値はあるかもしれない。個人的には、北海道方面で何回か成功経験がある。ただし北海道の場合、陸路の移動を内地と同じ距離感覚で考えると大変なことになる。

おわりに

 ここまで書いてきた“ずらす”話が、実際にどこまで通用するかというと、それは場合による。「こうすれば必ず混雑を避けられる」なんていう銀の弾丸は、そう簡単には見つからないものだ。

 とはいえ、旅行を構成する諸要素の一部分だけでも混雑を避けられれば、意外と気分が軽くなるのではないだろうか。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 【井上孝司の「鉄道旅行のヒント」】繁忙期の混雑を避けるには ... - トラベル Watch )
https://ift.tt/T1HjGK0

Monday, May 1, 2023

5月13日、現役ビジネスパーソンと介護・医療のプロが結集する ... - PR TIMES

■イベント概要

『全国ビジネスケアラー会議 仕事と介護、両立のヒントがここに。

 「介護とお金」特別編 〜親と話したい認知症とお金の話~』

■開催日時

2023年5月13日(土) AM10:00~11:30

■内容:※一部変更される可能性があります

【第1部】介護っていくらかかるの? ~在宅介護、施設介護の相場感~

スピーカー:木場 猛(こば・たける)

株式会社リクシスCCO(チーフケアオフィサー)

経歴:

東京大学文学部卒業。2001年の在学中から現在まで22年以上にわたり、現場の介護職としてこれまで2,000世帯以上のご家族を担当し、在宅介護、仕事と介護の両立支援に携わる。2018年株式会社リクシスに参画。介護を続ける中で学んだことは、雨が降ったら傘をさすように困った時には当たり前に支えがある社会づくりの必要性


【第2部】「認知症とお金の問題」 〜空き家問題や相続に備えた家族信託という制度〜

スピーカー:野田 直(のだ・なおき)氏

株式会社ファミトラ 東大教育学部卒/家族信託コーディネーター

経歴:

東京大学教育学部卒。急激な情報化や少子高齢化という課題に対し、ITの力で真正面から解決せんとするファミトラに強い関心を持ち、入社。企業向けセミナー講師だけでなく、富裕層、企業勤めのお客様などの個別相談を1年間で約200件担当している。大学時代はアカペラに尽力。テレビ番組「ハモネプ」に東京大学代表「リメリック」として出場し、全国3位。


■このような心配事のある方へおすすめ

「いまの蓄えで、介護費用が賄えるのだろうか」

「万が一、認知症になってしまったとき資産が凍結されるって本当?」

「親が施設に入った場合、実家をどうするか決めていない」

「家族信託って何?」

「相続って具体的に何をすればいいの?」

■費用:無料
■会場:Zoomによるオンライン視聴
お手元にPCやスマートフォンなどインターネットに繋がる環境であればどこからでも参加できます。
※後日、録画アーカイブ視聴可


■お申込み
プログラム詳細・お申込みは下記をご覧ください。
https://form.k3r.jp/lyxis/20230513

後日アーカイブ視聴も可能ですので、ぜひ奮ってお申込みください。

リクシスでは、介護が始まる前から必要な知識や情報(エイジングリテラシー)をお届けし、お一人お一人の現状に照らし合わせたサポートをさせていただくことで、未来に迫る介護の負担を減らし、お一人お一人がより選択肢の多い豊かな未来を創るお手伝いをしていけるよう、今後も引き続き努めて参ります。

以上

【株式会社リクシスについて】

「『情報』と『つながり』で幸せな長生きを実現する」をミッションに掲げ、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」、高齢者・シニア市場向けリサーチ&コンサルティング事業、高齢者・シニア市場向けプロモーション&マーケティング事業を提供しています。

詳細は https://www.lyxis.com/ をご覧ください。

・介護情報の国内最大級メディア「ライフサポートナビ」

https://navi.lyxis.com/article/

・株式会社リクシス公式Facebookページ

https://www.facebook.com/lyxis.official/

・本件に関するお問い合わせ先:media@lyxis.com(リクシス ビジネスケアラーメディア事業部)

本プレスリリースについて:pr@lyxis.com

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 5月13日、現役ビジネスパーソンと介護・医療のプロが結集する ... - PR TIMES )
https://ift.tt/fkp1dOL