物流業界で人手不足の深刻化が懸念される、いわゆる「2024年問題」の解消に向けたヒントを探ろうと、国の担当者が労働時間の短縮などを推進している安中市内の運送会社を訪れ、倉庫の間を無人で走るトラックを視察しました。
来年4月からトラックドライバーへの時間外労働の規制が強化され、労働環境の改善が期待される一方で、物流業界の人手不足の深刻化が懸念されていて、「2024年問題」と呼ばれています。
こうしたなか、27日は群馬労働局と群馬運輸支局の担当者などが、人手不足解消に向けた先進的な取り組みを行っている安中市の運送会社を訪れ、意見を交わしました。
はじめに会社の担当者は、倉庫内での物品の管理に、人が操作せずに自動で積み降ろしができるフォークリフトを導入していることや、倉庫間の移動には運転手がいなくても走行できるトラックを活用していることなどを紹介しました。
このあと、実際にトラックが無人で走る様子を視察しました。
会社によりますと、こうした取り組みで昨年度、80人あまりいるトラックドライバーの労働時間などが前の年度と比べて12%減ったということです。
群馬運輸支局の鷲巣雄一支局長は「会社から聞いた先進的な取り組みをほかの企業にも発信していきたい」と話していました。
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