漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が、昨今よく耳にする物事を、4コマ漫画とコラムで解説します。あっ、真面目に受け取らないでください。だって、全部彼の「妄想」なのですから。本当の意味には、たぶんかすりもしていません。だけど、エキセントリックでちょっと理不尽な展開で、新しい発想に出会えるかも……。月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかく。全身の力が抜けるのを感じたら、そこは小山ワールドです。
小山コータローの「妄想エバンジェリスト」
「エバンジェリスト」
これは凄いですね。今までの連載の中でもかなり難しい言葉です。
こういう時は、目線を変えていきましょう。
下駄を履いて寄り目で過ごすのです。下駄の分だけ目線の高さが変わりますし、寄り目のせいでピントは合いません。
こんな時は色んなシチュエーションに当てはめることで自ずと答えは出てくるでしょう。
「田中くん。次の会議までにエバンジェリストのコピー用意しておくんだぞ。」
さっそく見えてきましたね。レーシックの妖精が僕の周りを飛び回っては、施術料金一覧を見せてきます。
やっぱり法人たるもの、社内にはびこるエバンジェの一覧くらい把握しておくべきですもんね。エバンジェに福利厚生持ってかれるのは、悲しいですもんね。
「エバンジェってなんなんですか!」
そんな声が聞こえてきます。ちなみに最近うちの母が早くも補聴器を使い始めたのですが、普通に会話してるのに「うるさっ」と言われてしまいます。外して欲しいです。
こういう時は「エバン」と「ジェ」に分けてみましょう。使わない方は冷蔵庫で寝かしておいてください。こんなものは所詮、名は体を表すの法則に基づいて簡単に予想できるんです。
「エバン」は「威張る」の訛りですよね。
「ジェ」は「人」じゃないでしょうか。
海人(うみんちゅ)みたいな感じで「威張人(えばんじぇ)」
でもそうなると、さっき田中くんにコピーを頼んだ上司が威張人(えばんじぇ)だったことになってしまいます。なぜ彼は自分の名前が載ってるリストのコピーを田中くんに頼んだのでしょうか。みなさんはどう思いますか?僕は、エバンジェリストってそういうんじゃないと思います。みんなには是非目を覚まして欲しいです。
「田中くん、先方へのお歳暮は絶対にエバンジェリストを持っていってくれよ」
これは美味しそうですね。よだれと動悸が止まりません。でも冷静になってみたら語呂がほとんど「うどんのギフト」でした。
讃岐エバンジェリストでお客様の心を掴む。
そんな素敵な社会人に君たちがなれることを祈るとともに、僕は正直なところ今回のエバンジェリストは本当に全く知らないということを告白させていただきます。
知ってることを知らないテイで妄想するって企画って言ってたじゃないですか!低学歴を馬鹿にして4コマ描かすな!
本当にありがとうございました。
<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
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漫画家・小山コータローさんが「妄想」で話題のキーワードを解説する連載「#小山コータローの妄想キーワード」は、withnewsで原則隔週月曜日に配信していきます。
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January 06, 2020 at 05:00AM
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そういうリストじゃないんだよ… 妄想で解説する漫画「エバンジェリスト」 お客様の心をつかむのは…(withnews) - Yahoo!ニュース
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