過去の連載の傑作選および新作マンガも登場
今回は「自宅で楽しむ」をテーマに過去のマンガの傑作選と新作で構成します
旅や外出がままならない今、大半を家で過ごしている人も多いだろう。鉄道ファン、特に模型鉄な方々は、嬉々として鉄道模型製作に興じているとも聞く。撮りだめた鉄道写真の整理を始めた人も多い。周りを見ると、時間の使い方が上手な人はこういう時でも生産的だ。
私も漫画家という職業柄、家にずっとこもっているのは大変得意である。とはいえ家の中も飽きるので、うまく気分転換しないと、仕事に集中しつづけるのはなかなか難しい。
では漫画家は、どうやって気分転換しているのか。
漫画家とひと口に言っても、大きく分けて2通りのタイプがある。
1つは、漫画を描くのに疲れると、漫画から離れてまったく違うことをするタイプ。私がこれだ。コーヒーを入れたり、おやつを食べたり、テレビを見たり。
気分転換だからと、うっかり料理など始めてしまうと、それに集中力が持っていかれてしまうこともあるので注意したい。
「アマビエ」が大ブームに
もう1つは、漫画や絵を描いて休むタイプ。
こちらは、とにかく描くことが好きで好きでしょうがない、という人に多い。つまり、漫画を描くのに疲れたら、まったく違うタッチの絵を落書きしたり、今まで描いていた漫画とは別の漫画の仕事をしたりする。それが気分転換になるそうだ。天才型もこのタイプに多い。心底うらやましい。
最近急にブームとなった、疫病から人々を守るといわれる妖怪「アマビエ」は、江戸時代に「疫病がはやったら、私の姿を描き写して人々に見せよ」と言い残して海に去ったといわれている。その出で立ちから、漫画家たちがこぞって落書きし、これだけ世に知れ渡ったといえる。息抜きが一大ブームを起こすこともあるのだ。
さて今回は、今まで私が東洋経済オンラインで描いてきた4コマ漫画の中から、息抜きになるような漫画を選んでみた。慣れないテレワークなど、家で仕事をしている方たちへの、ちょっとした気分転換になれば幸いだ。
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May 06, 2020 at 03:00AM
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6本の4コマ漫画でわかる「自宅鉄」の奥深き世界 - 東洋経済オンライン
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