◇米国男子◇ザ・CJカップ@シャドークリーク 初日(15日)◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇7527yd(パー72)
最初のボギーとなった折り返しの9番、松山英樹の1Wショットは右のフェアウェイバンカーに入った。2つ目のボギーをたたいた後半11番は302ydと1オン可能なパー4。林間コースの上空を吹き抜ける風に思考を巡らせ、いったん抜いた1Wをバッグに戻して3Wに持ち替えたが、大きく右に出た。
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「別にそこは気になってない。ミスの幅は、先週よりは少なくなってきた。しっかり気持ちを固めて打てれば、もう少し良い球が打てるんじゃないか、結果にもつながってくるんじゃないかって感じはある」と引きずる様子はない。「70」で2アンダー。開幕前、連日調整に時間を割いてきたショット面でミスがあっても、原因を消化できている様子だ。
前半4番(パー5)から3連続バーディ。5番(パー3)はフィニッシュを崩す松山の横で、同組のホアキン・ニーマン(チリ)から「ナイス!」の声。ショットはピンそば2m強についていた。残り200ydほどのセカンドショットを3m弱に絡めた6番も「いい感じだとは思いますけど、もう少しかなと思う」。静かに、だが着実に状態を上げている。
迷いのないストロークを続けたグリーン上は惜しい場面も目立った。スコアへの貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは「+1.127」を記録。17番(パー3)では2mのパーパットをすんなりと沈めるなど、「パッティングは先週に続いて、きょうも良かった。あしたも同じようにできれば」とうなずいた。
かなり硬く仕上がったグリーンに対し、ティレル・ハットン(イングランド)がいきなり「65」をマークした。「いいショット、いいパットを打った人がトップにいるのは当然」と受け止め、「もう少しいい形でスタートを切りたかったですけど、悪くはない」。14位発進から5打差を追いかけていく。(ネバダ州ラスベガス/亀山泰宏)
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