東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長となった橋本聖子氏は、スピードスケートと自転車競技で夏冬合わせて五輪に計7度出場。1992年アルベールビル冬季五輪のスピードスケート女子1500メートルでは銅メダルを獲得し、日本女子として冬季五輪初のメダリストとなった。その後は政界にも進出し、出身競技にとどまらず、スポーツ界全体の支援を続けてきた。
64年東京五輪の開幕直前に生まれ、聖火にちなんで「聖子」と名付けられた。3歳からスケートを始め、高校2年の時にスピードスケートで日本一になり、長く第一人者として活躍した。
五輪に初出場したのは84年サラエボ大会。銅メダルを獲得したアルベールビル大会のほか、88年カルガリー大会、94年リレハンメル大会と冬季五輪に4度出場した。
スピードスケートと並行して自転車競技にも取り組み、88年ソウル大会、92年バルセロナ大会、96年アトランタ大会と夏季五輪にも3回出場。当時の五輪女子世界最多出場を記録した。
まだ現役選手だった95(平成7)年の参院選の比例で初当選して国会議員となった。これまでに当選5回を数え、外務副大臣などを歴任。五輪担当相のほか男女共同参画相、女性活躍担当相も兼任していた。
日本スケート連盟会長、日本自転車競技連盟会長と出身競技団体のトップだった経験を持ち、日本オリンピック委員会(JOC)副会長も務めるなど、日本の女性アスリートの「顔」といえる存在で、今回の東京五輪招致にも招致委員として貢献した。
政界入りしてから結婚し、3男3女の母としての顔を持つ。
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